飼っている犬が亡くなった場合は、ペット葬祭業者への火葬の申し込み以外にも、自治体へ30日以内に死亡届を提出しなくてはいけません。ちなみに、自治体とは犬を登録した市区町村の役場となっています。
犬の死亡届を出さなければいけないのは、狂犬病の予防の観点からです。犬以外にも、死亡届が必要な動物は、ワニやトラ、ライオン、鷲、鷹、マムシなどの人に危害を加える可能性もある動物で、都道府県によって条例があります。
犬の死亡届を出すときには、飼い主の氏名と住所、犬の死亡年月日、登録番号などを記入しなければいけなくて、必要になるものは犬鑑札、狂犬病予防注射済票、死亡届などとなっています。
飼い犬が血統書つきの場合は、各登録団体へ死亡したことを伝えて血統書を返却する必要があります。